@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02005999, author = {小出, 祥子}, journal = {名古屋大学国語国文学, Nagoya University Journal of Japanese Language and Literature}, month = {Nov}, note = {上代における終助詞カと、カが文末に現れる文を考察した結果、カの意味的機能とカ文の構文構造が万葉集前期(~七〇九年)と後期(七一〇年~)で、変化していることを明らかにした。前期のカは、「承認」機能を担い、後期のカは、「判断保留」機能を担う。承認とは、喚体的なモノを述体としてのコトとして述べる機能であり、「判断保留」とは、述体としてのコトを喚体的なモノとしてまとめる機能である。この変化は、カのスコープの拡大によって説明できることを示した。}, pages = {182--167}, title = {上代における終助詞カの意味変化とカ文の構造変化}, volume = {105}, year = {2012} }