@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02006166, author = {玉田, 沙織}, journal = {名古屋大学国語国文学, Nagoya University Journal of Japanese Language and Literature}, month = {Nov}, note = {『大和物語』は歌物語ジャンルの作品とされるが、その和歌の位置づけは、十分に明らかとは言えない。本稿では、『古今和歌集』『伊勢物語』に重出歌を持つ第百四十九段の考察を通して、和歌への関心を論じた。『大和物語』に特徴的な草子地を持つ当該章段は、和歌の中の言葉を基点として、詠歌状況に着目した語りを成す。「風吹けば」詠は、現実を再認識させ、嫉妬心を増幅させる歌として語られている。状況への着目にうかがわれるように、『大和物語』の和歌は、表現の形成過程への関心に基づいて語られる傾向がある。}, pages = {1--16}, title = {「風吹けば」詠の語り : 『大和物語』第百四十九段論}, volume = {104}, year = {2011} }