@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02006478, author = {西原, 志保}, journal = {名古屋大学国語国文学, Nagoya University Journal of Japanese Language and Literature}, month = {Jul}, note = {森茉莉のエッセイ「源氏と幼女」には、『甘い蜜の部屋』を書いている時に、源氏と紫の上との関係を意識したことが示されている。しかしながら、『甘い蜜の部屋』と源氏と紫の上との関係は似ておらず、実は、父娘関係という観点から、女三宮と朱雀院の関係と類似している。そこで、死んだあとの世界への志向と、夫の宗教的空間を世俗的に見せる反現実的な父娘の空間、という共通点を押さえた上で、語り手の位相の違いについて考察する。}, pages = {31--45}, title = {森茉莉『甘い蜜の部屋』と『源氏物語』 : 女三宮からモイラへ}, volume = {98}, year = {2006} }