@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02006807, author = {伊神, 絵里}, journal = {名古屋大学国語国文学, Nagoya University Journal of Japanese Language and Literature}, month = {Dec}, note = {『大鏡』天皇紀はまず天皇についての事項を日付を用いて記述する。その内容や形式は六国史をはじめとする史書と類似している。しかし、『大鏡』天皇紀はその日付を用いた記述と逸話で成り立っており、またそれらは世次という語り手が語る。その語り方は世次自身の記憶をもとにしていることを前面に出し、それを聞く聴衆の記憶にも訴えかけるものである。その記憶というものを考えるとき、自らの語りを「日本紀」と位置付ける『大鏡』の独自性が見えてくる。}, pages = {13--23}, title = {『大鏡』天皇紀の語り : 記憶という方法}, volume = {89}, year = {2001} }