@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02010250, author = {俵山, 雄司}, journal = {名古屋大学言語教育論集, Nagoya University Journal of Language and Education}, month = {Mar}, note = {本稿は、日本語クラスの中で学習者が他者のパフォーマンスや作品に日本語でコメントをする際の、コメントの書き方自体を学習項目の一つに位置付けることを目指すものである。ここでは、初中級クラスの多読活動の過程でLMS上の掲示板に学習者が書き込んだ読後一言コメント125件(189文)をデータとして、その内容と表現を分析した。内容面から分類した結果、「事実」「意見」「感想」「複合」「働きかけ」「メモ」「感謝」の7種のカテゴリーが得られた。そのうえで、各カテゴリーを表現面から検討し、「事実」については、経験「~たことがある」と存在「~にも~がある」「~は~にもある」の文型提示と用法解説を行うことを提案した。また、「感想」では「~たい」と「~てみたい」のニュアンスの異なりへの言及、「働きかけ」では「~〈普通体〉か、知りたいです/知りたくなりました」の導入を提案した。}, pages = {105--118}, title = {学習項目としての読後一言コメントについての予備的考察 : 初中級レベルの日本語学習者の多読後のコメントをデータとして}, volume = {1}, year = {2024} }