@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:02010251, author = {松浪, 千春}, journal = {名古屋大学言語教育論集, Nagoya University Journal of Language and Education}, month = {Mar}, note = {本稿では、言語教育センターの初級段階のコースで使用している教科書『NEJ』の文型・文法項目をどのように扱うべきかを検討するため、日本語教科書及び教師用指導書を対象とした分析を行い、『NEJ』との比較を行った。具体的には「~ている」の文法項目を事例として取り上げ、各教科書でどのように提出されているか、用法の違いがどのように説明されているか分析を行った。その結果、『NEJ』は他の教科書と比べ、文型・文法項目が多角的に提示され、学習者の視点に立った用法の説明がなされていることが明らかとなった。また、このような文型・文法項目の扱い方は、『NEJ』が目標とする自己表現活動へとつなげるために理解可能な言語入力(comprehensible input)を意図したものであることが示唆された。そして、『NEJ』を使用した日本語授業において教師は、文型・文法項目を取り立てて意図的な練習を組み込むのではなく、理解可能な言語入力をいかに行うかを考えることの必要性を示した。}, pages = {119--136}, title = {初級レベルにおける自己表現活動と文法項目の説明に関する分析 : 『NEJ』における「~ている」の導入を事例として}, volume = {1}, year = {2024} }