@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00021000, author = {石川, 俊介 and ISHIKAWA, Shunsuke}, journal = {名古屋大学人文科学研究}, month = {Feb}, note = {諏訪大社御柱祭は、御柱という臣大な樅の木を用いる祭りである。祭りでは、御柱を曳き、建てることが中心的な行事となる。すなわち、御柱となる「御用材」が調達できないことは、祭りができないことにつながる。それ故、御柱となる御用材の確保は、重要な問題となっている。本稿では、まず、近年問題となっている上社の御用材について報告を行う。上社の御用材は本来の伐採地での調達が困難であるため、別の場所からの調達が過去2回の祭りにあたって行われた。その時、諏訪大社はどのような説明を行ったのか。本稿では、特に平成16年御柱祭において、新聞等で報道された諏訪大社宮司の発言に着目し、本来の伐採地ではない場所からの調達に関して、どのような説明が行われたのかを報告する。それについて分析し、祭りにおける「物の確保の問題」をめぐって、祭りの当事者たちが考える「伝統」について、予備的な考察を行う。}, pages = {117--126}, title = {近年の諏訪大社御柱祭の御用材調達 : 上社を中心に}, volume = {38}, year = {2009} }