@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00021001, author = {清水, 貴夫 and SHIMIZU, Takao}, journal = {名古屋大学人文科学研究}, month = {Feb}, note = {本稿は西アフリカのサヘル地域、ブルキナファソの首都ワガドゥグのボゴランの制作過程を明らかにする研究ノートである。ボゴランはブルキナファソの西側に位置するマリ西部、ベレドゥグにその起源があるといわれている。ボゴランはベレドゥグでは女子割礼の際に儀礼を司る老女と割礼を受ける少女が使用していたとされている。一方でワガドゥグではボゴランは手工芸品として位置付けられる。ワガドゥグでのボゴランの位置づけはマリに記源があるとしつつ、ワガドゥグで生産されていることもあり、ワガドゥグの土産物として確立している。ボゴランの材質は綿であり、多くの場合、ブルキナファソで生産された綿を使用している。綿布を染めるのは、アルジル、樹木の煮汁などであり、こうした染料によって描かれるのは、抽象的な幾何学模様や西アフリカの農村の生活風景などが見られる。ワガドゥグで販売されているボゴランは、その基本的なスタイルを守りながら、都市的な文化交流を通してワガドゥグ独自の傾向を見せ始めているのである。}, pages = {127--138}, title = {ワガドゥグにおける染色綿布、ボゴランBogolanの製作過程}, volume = {38}, year = {2009} }