@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00021011, author = {張, 培}, journal = {名古屋大学人文科学研究}, month = {Mar}, note = {本稿では、現代語のダケが形容詞・形容動詞に接続する場合の用法について、詳細に記述分析する。従来の「とりたて」「限定」「程度」という用語を避け、同一の観点から、ダケの諸用法及びその成立条件を明確にすることが目的である。原因を表すとされる「だけに・だけあって」、「早ければ早いだけ」のような慣用的な表現を含め、「形容詞+接尾辞」の「(っ)ぽい+ダケ」、「~にくい・やすい+ダケ」など形式の特殊な用例も併せて、「形容詞・形容動詞十ダケ」の用法をダケに上接する語句の意味特徴によって分類すると、ダケの上接する<対象要素>が独立した個体なのか、確定できる数・量なのか、確定できない数・量なのかによって、<個体指定用法> <範囲指定用法> <範囲提示用法> に分けることができる。このような観察は、上接語句が名詞句・動詞句などの場合と並行的であり、また「形容詞・形容動詞+ダケ」の用例の偏りも矛盾なく説明できる。}, pages = {1--14}, title = {現代語ダケの諸用法について : 「形容詞・形容動詞+ダケ」を中心に}, volume = {40}, year = {2011} }