@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00021120, author = {朴, 景淑}, journal = {名古屋大学人文科学研究}, month = {Mar}, note = {本稿では日本語と中国語の否定の造語要素「不・無・非・未」について、それぞれの造語形態から概観した上、「不・無・非・未」の下接語(「不・無・非・未」に後接する二字漢語)と結合語(「不・無・非・未」と結合した後の三字漢語)の品詞転換機能について考察した。日本語と中国語の結合前後の品詞転換機能として、「不N」の場合については日本語・中国語ともに結合前後で品詞転換機能がみられるが、「不A」の場合については日本語・中国語ともに品詞転換機能がみられない。また、「不V」の場合については、日本語には「V→A」の品詞転換がみられるが、中国語においては結合前後で品詞転換がみられない。「無N」•「無V」の場合については、日本語と中国語のいずれも結合前後で品詞転換を生じ、「無A」の場合については、日本語には品詞転換機能がなく、中国語では「無A」の結合形態がみられない。「非N」•「非V」•「非A」の結合形態は、日本語では3種すべてみられるが、中国語では「非N」と「非A」の形態が存在する。また、日本語において「非V」のときには、「V→A」の品詞転換機能がみられる。「未N」•「未A」の形態は日本語・中国語ともにみられない。一方で「未V」の形態は日本語・中国語ともに存在し、そこでは「V→A」の品詞転換がみられる。}, pages = {33--43}, title = {日本語と中国語の「不・無・非・未」}, volume = {41}, year = {2012} }