@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00021131, author = {張, 鈴}, journal = {名古屋大学人文科学研究}, month = {Mar}, note = {1940年前後、<東洋と西洋>という話題が日本において、時代の原理として熱く議論されていた。その時期に生み出された言説に、この話題を「正面から見きはめようと試みた」一人と思われる谷川徹三の論述がある。小論は谷川徹三の『東洋と西洋』(1940年、岩波書店)に収録された「東洋と西洋」という三篇の文章を中心に、彼の〈東洋と西洋〉論というテーマの成り立ちや展開、及びその後ろの隠れた史観と民族観の考察を行い、更に戦時下のりベラリストである谷川徹三と同時代人である三木清、和辻哲郎の思想的関係を探ろうとする。また、<東洋と西洋>論が中国観と関連するため、小論はこれからの谷川徹三の中国観論考に向けた準備作業でもある。}, pages = {25--32}, title = {戦時下のリベラリストの東洋言説 : 谷川徹三の1930年代末期の〈東洋と西洋〉論をめぐって}, volume = {42}, year = {2014} }