@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00002268, author = {FOGEL, Alan}, journal = {名古屋大學教育學部紀要. 教育心理学科}, month = {Dec}, note = {日本における社会的発達に関する研究の現状を国際的な視野から検討するのが,この論文の主目的である。アメリカの発達研究は,文化的に孤立した視点でなされてきたが,他の文化の下で発展してきた理論的概念や心理学の原理を活用することによって,大きな利益を受けることが期待できる。社会的発達と社会的行動についてのアジアの概念のいくつかを取り上げて,同一の社会的状況が,社会により根本的に違った意味を持つことが示された。このような意味のシステムを生じさせる社会化の過程,その歴史的・社会的背景とその心理的影響が論じられた。社会的発達と社会的行動に関する新しい多様な概念に目を開き,その統合を図ることによって,人間発達に関する新しい理解がもたらされるであろう。そのために,大学院水準での教育プログラムに,異文化での訓練を含ませる必要がある。西欧の学界が数多く行われている日本の発達研究の成果を受け人れるとともに,日本の研究者が英文雑誌に論文を発表する努力をし,さらに,子どもと家族を理解する日本のアプローチのどこに独自性があるのかを明らかにする努力を怠ってはならない。, 国立情報学研究所で電子化したコンテンツを使用している。}, pages = {97--103}, title = {Internationalizing the Study of Social Development}, volume = {32}, year = {1985} }