@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00025611, author = {池田, 菜採子}, journal = {名古屋大学日本語・日本文化論集}, month = {Mar}, note = {言語学者Bernard Blochの日本語研究は、戦時下のアメリカで行われた。1942年ごろのアメリカは、多くの日本人が収容され、監禁状態にあり、日本語に関する文献もほとんど手に入らない有り様であったがために、Blochは日本語の適切なインフォーマントを探し出すのに相当苦心したようである。そんな中、彼は日系人の日本語研究を読み、また日系人インフォーマントと共に研究を始めることになる。本稿の目的は、Blochの研究を支えた無名の日系人5人を取り上げ、彼らの日本語研究がどのようなものであったのかを検証することにある。彼らはこれまで全く知られることのなかった日系人たちであり、彼らの日本語研究は、歴史に埋もれたまま今日に至っている。そうした無名の日系人が、それぞれ波乱に満ちた人生を送り、たくましく異国の地で生きていたことを掘り起こすこと、そして当時のアメリカにおける日本語研究の一端を明らかにすることが本稿の意義である。}, pages = {59--81}, title = {Bernard Bloch の日本語研究を支えた日系人たち}, volume = {25}, year = {2018} }