@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00026990, author = {難波, えみ and NAMBA, Emi}, journal = {ことばの科学}, month = {Dec}, note = {コーパスは産出された言語の資料であり,聞き手への情報伝達機能を有していると考えることができる。本研究では難波・玉岡(2016)の新聞コーパスを用いた副詞的表現の分布について様態と結果の副詞的表現が情報伝構造上どのような特性を有するのかを検討した。副詞的表現の省略可能性をテストし,次のことを結論した。様態の副詞的表現は情報構造における重要度が目的語と常に相対的に決められるといえる。そして,様態の副詞的表現と目的語の重要度の決定は書き手に依存すると考えられる。一方で,結果の副詞的表現は情報構造において絶対的に重要度が高く,なおかつ,動詞のような述語的情報を担うと考えられる。本研究で検討した副詞的表現の情報構造上の特性は難波・玉岡(2016)で示された様態と結果の副詞的表現の分布について情報構造の観点から説明づけられると思われる。}, pages = {45--60}, title = {様態と結果の副詞的表現の情報構造上の特性}, volume = {32}, year = {2018} }