@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00027836, author = {馬場, 典子}, journal = {名古屋大学日本語・日本文化論集}, month = {Mar}, note = {本稿は、感情を表す動詞のうち、嫌悪の感情を表す動詞「嫌う」と「困る」について、特に基本形の使用に注目して分析する。拙論(2017)では、「嫌う」の複数の意味について包括的に記述し、それらの意味の関連性を明らかにした。分析の結果、「嫌う」には7つの別義が認められた。それらの別義は「メタファー」と「メトニミー」という比喩により動機づけられている。そしてこの中には、基本形で主体の感情を表せるものがあり、さらにその一つに動詞「困る」との意味の共通性が感じられるものがあることが明らかになった。よって本稿では「嫌う」と「困る」の基本形の使用に注目し、「困る」の基本形の使用に限定して意味分析を行った上で、改めて「嫌う」との共通点を確認する。}, pages = {15--34}, title = {動詞「嫌う」と「困る」の意味分析 : 基本形の使用に注目して}, volume = {26}, year = {2019} }