@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00029881, author = {許, 明子}, journal = {名古屋大学日本語・日本文化論集}, month = {Mar}, note = {本稿では、国際言語センターで開設しているNUPACE日本語プログラムの初級後半レベルの日本語クラス(NP2)に取り入れた自己表現活動の実践について学習効果の考察を行った。各ユニットの最終ステップで学習者が作成したエッセイの分析を通して、当該の学習項目がどのように用いられていたかを中心に考察を行った。その結果、初級レベルでは習得が難しいとされている授受表現や受身表現の学習に有効であることが明らかになった。また、主教材として使用したNEJとともに副教材として取り入れた紙芝居やパウチカードが学習者自身の自己表現活動に有用であることが分かった。本研究ではエッセイの分析を中心に自己表現活動と学習効果について考察を行ったが、エッセイの作成によって話す能力が向上したという学習者の評価が得られていた。このことから、今後はさらにエッセイの作成を口頭能力の向上につなげられる実践方法についても検討を行っていきたい。}, pages = {69--84}, title = {自己表現活動を取り入れた学習指導の有効性について : 初級後半レベルにおける授受表現及び受身表現のエッセイの分析を通して}, volume = {27}, year = {2020} }