@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00030182, author = {岡, 綾乃 and 高橋, 純子 and 遠藤, 好和 and 清野, 達之 and OKA, Ayano and TAKAHASHI, Junko and ENDOH, Yoshikazu and SEINO, Tatsuyuki}, journal = {中部森林研究}, month = {May}, note = {南アルプス山岳域において,樹幹流に含まれる化学成分を分析し樹皮形態の森林水文学的な意義を検証することを目的とした。筑波大学山岳科学センター井川演習林にて,それぞれ異なった樹皮形態の特徴を持つ4樹種の樹幹流のpH・炭素量・無機イオン濃度を,種間および樹冠通過雨,林外雨との間で比較した。樹体から溶脱する成分の濃度は,粗く裂けた樹皮の樹種で高くなり,樹皮表面の沈着物由来と考えられる洗脱成分は,滑らかな樹皮の樹種の樹幹流に多く含まれていた。無機態窒素の樹皮形態による影響は小さかった。結果より,樹皮形態の樹幹流へ影響の仕方は物質によって異なり,特に溶脱成分や一部の洗脱成分への影響が大きいことが示唆された。}, pages = {29--34}, title = {樹皮の形質が樹幹流とその成分に与える影響}, volume = {67}, year = {2019} }