@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00030276, author = {清水, 香代 and 小山, 泰弘 and SHIMIZU, Kayo and KOYAMA, Yasuhiro}, journal = {中部森林研究}, month = {Apr}, note = {カラマツ林を針広混交林へ誘導するため,1993年に25年生カラマツの強度間伐後にブナを植栽し,1995年からカラマツ及びブナの成長を20年間追跡した。2009年の調査では,カラマツの平均枝下高は7.8mで,枝下高が低いために下木ブナの樹高が4mに抑えられたと考えられたが,2015年の調査では,カラマツの平均枝下高が11.9mと上昇したものの,下木ブナの樹高成長は4.6mと停滞したままだった。このことから,ブナの樹高成長は上木カラマツの枝下高に支配されているのではなく,下枝が広がることによる光環境の悪化が停滞の原因と考えられた。下層に広葉樹が侵入しやすいカラマツ林であっても,樹下に植栽したブナを成長させて針広混交林へ誘導させることは難しく,下木であるブナを生育させるためには下木が成長した段階で上木を伐採することが望ましいと考えられた。}, pages = {17--18}, title = {カラマツ林に樹下植栽したブナの樹高成長の停滞}, volume = {64}, year = {2016} }