@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00030497, author = {澤田, 晴雄 and 辻, 良子 and 渡邉, 良広 and 千井野, 聡 and 井上, 広喜 and 辻, 和明 and 小林, 徹行 and 鎌田, 直人 and SAWADA, Haruo and TSUJI, Ryouko and WATANABE, Yoshihiro and CHIINO, Satoshi and INOUE, Hiroki and TSUJI, Kazuaki and KOBAYASHI, Tetsuyuki and KAMATA, Naoto}, journal = {中部森林研究}, month = {May}, note = {静岡県南伊豆町に位置する東京大学樹芸研究所青野研究林の,スダジイが優占しコナラが混じる二次林内に設置した調査区でカシノナガキクイムシ(以下,カシナガ)の穿入が発生したため,2013年8月からナラ枯れの調査を行った。カシナガの穿入が見られた期間は2013年から2016年の4年間で,穿入木のピーク年は,コナラが2014年,スダジイが2015年であった。期末の穿入率はコナラが81%,スダジイが6%であった。また期末の穿入枯死率はコナラの52%に比べると,スダジイは6%と低かった。本調査区では2015年までにコナラの79%がカシナガの穿入をうけ,スダジイの穿入本数が前年の10本から2015年には27本に増えた。そのため2016年以降はスダジイの被害が増加することが予想されたが,2016年の新たな穿入木はコナラ,スダジイともに4本で,2017年と2018年に新たな穿入木は見つからなかった。これらの結果から,カシナガのスダジイに対する選好性はコナラよりは低く,寄主としても不適なものと考えられた。}, pages = {43--46}, title = {伊豆半島南部暖温帯二次林におけるスダジイのナラ枯れ実態}, volume = {68}, year = {2020} }