@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00030499, author = {井出, 雄二 and IDE, Yuji}, journal = {中部森林研究}, month = {May}, note = {伊豆半島の天城山は,江戸時代,幕府直轄領「御林」であり,江戸への炭の一大供給地として機能していた。当時の森林実態を知るには,御林の実際の区域を知る必要があるが,地図,絵図など明確な資料は知られていない。しかし,幕府は,御林の境界に「定杭(じょうぐい)」を設置して,区域を管理していたことが当時の文書に記されている。本稿では,静岡県西伊豆町の奥田家所蔵の「御林境目分間野帳写」,すなわち境界測量野帳から境界図を作成し,御林の一部区域を特定した。この図と御料林時代および現在の国有林の区域と比較し,御林の境界が明治以降も,御料林,国有林へと引き継がれたことを明らかにした。また,別の古文書に記されたいくつかの字の具体的な場所を特定した。, 本研究はJSPS科研費(18K05720)の助成を受けて行った。}, pages = {51--56}, title = {「御林境目分間野帳」に見る天城山御林の江戸末期における区域}, volume = {68}, year = {2020} }