@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00006095, author = {黒田, 光太郎 and Kuroda, Kotaro and 速水, 敏彦 and Hayamizu, Toshihiko and 浜田, 道代 and Hamada, Michiyo and 夏目, 達也 and Natsume, Tatsuya and 近田, 政博 and Chikada, Masahiro}, journal = {名古屋高等教育研究}, month = {Mar}, note = {名古屋大学の全学教育担当教員FD は、全学教育を担当する数百人の教員が一同に会し、科目別に授業実践上の意見交換を行うという点で、全国的にもユニークなプログラムである。この原型となったのは、平成6 年度から始まった全学四年一貫共通教育担当教官会議である。発足当時の全体会議は共通教育の実施・運営に関わる連絡を主たる目的としており、科目別の分科会は授業に関する意見交換会としての性格が大きかった。教養教育院が設立され、平成15 年度に新カリキュラムが導入されて以降は、全体FD では学内外の専門家による話題提供が行われ、科目別FD では授業の具体的な実践報告が中心となった。全学教育担当教員FD の歴史は、マンネリ化を指摘する声との戦いでもあった。科目ごとの方針・事例集を作成したり、授業評価アンケート結果のフィードバックを行ったり、科目部会の判断でTA の参加を承認・奨励するなど、FD・教員データベース専門委員会はさまざまな工夫をこらして参加率の向上に努めてきた。全学教育FD の将来を考える上で、これを名古屋大学全体の教育の質向上やFD 戦略の中に位置づけることが重要である。全学規模で多様な形態のFD プログラムを提供し、組織的に実施するプログラムと教員が自発的に行うことのできるプログラムを効果的に連携させることが必要である。FD は大学と教員相互の信頼関係が基本である。授業改善に関するきっかけや気づきを得る手段として、今後も不断の工夫と粘り強い継続が求められる。}, pages = {67--77}, title = {討論会「全学教育FDの軌跡と今後の可能性」 (特集 - 名古屋大学におけるFDの現状と課題)}, volume = {7}, year = {2007} }