@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00006944, author = {大谷, 達也 and OTANI, Tatsuya}, journal = {名古屋大学森林科学研究}, month = {Dec}, note = {In three different vegetation regimes in Japan, the seed-dispersing behavior of Japanese macaques and martens was examined to determine the relationship between fruit morphology and foraging manner, the effect of gut passage on seed survival, and the germination enhancement after dispersal., 果肉様の組織をもつ果実(広義の液果)はさまざまな森林群落に一般的にみられ、動物に採食されることによって種子を散布していると考えられている。中型の哺乳類は液果の種子散布者として有利と思われる特性を備えており、なかでも霊長類は、垂直構造の発達した森林環境において高木や藤本性の樹種を含め多くの液果樹種にとって種子散布者として機能しうる。国内ではニホンザルが有力な種子散布者としてあげられるが、ニホンザルが生息していない高山・亜高山帯にも液果植物は存在する。本論文では、液果の種子散布者として中型哺乳類を評価するために、常緑広葉樹林、夏緑広葉樹林、および高山・亜高山帯における液果樹種の出現状況を概観したのち、ニホンザルとテンを対象として散布種子相、および果実形態と採食・散布方法との関係を明らかにした。さらにニホンザルでは、遊動行動と種子散布地点の関係、散布後の発芽特性の変化、および消化管内での種子破壊についても検証した。具体的な調査内容と結果は以下のとおりである。, 農林水産研究情報センターで作成したPDFファイルを使用している。}, pages = {7--43}, title = {液果の種子散布者としての中型哺乳類の特性 : おもにニホンザルを例として}, volume = {24}, year = {2005} }