@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00007425, author = {石井, 澄 and ISHII, Kiyoshi}, journal = {名古屋大学文学部研究論集. 哲学}, month = {Mar}, note = {C57BL/6J系マウスを被験体として、二次元(明暗と形態)の複合刺激について同時弁別訓練を行ない、明瞭度の低い側の刺激(形態)について生じた学習の程度が、複合弁別訓練の進行に伴ってどのように変化するのかを、複合弁別訓練の終了後に形態次元のみを弁別刺激として呈示し、その弁別完成に要する試行数を比較することにより検討した。その結果、形態についてなされた学習の程度は、複合弁別訓練を弁別完成時まで(約100試行)行なった時に最も大きく、弁別完成以前の段階(50試行)で複合訓練を打切った場合、あるいは弁別完成後160試行の過剰訓練を行なった場合には、形態についての学習はほとんどなされていないことが判明した。このような結果は従来の多くの学習理論では説明が不可能であり、刺激情報処理の過程において、選択的注意と冗長な刺激の無視という、異なった2つの機制を仮定することの必要性が示唆された。}, pages = {101--109}, title = {C57BL/6J系マウスの複合弁別訓練における手掛り次元の選択(2) - 隠ぺい現象(overshadowing)における試行数の影響 -}, volume = {31}, year = {1985} }