@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00007441, author = {石井, 澄 and ISHII, Kiyoshi and 辻, 敬一郎 and TSUJI, Keiichiro}, journal = {名古屋大学文学部研究論集. 哲学}, month = {Mar}, note = {被験体が、熱風を嫌悪刺激として間歇的に与える実験装置の中から側壁を乗り越えて飼育ケージへと脱出するまでの時間(潜時)を指標として、ジャコウネズミの野生個体(F0)とその第1仔世代(F1)、および実験動物化した個体(スンクス)の学習能力を比較検討した。その結果、スンクスとF0はいずれも試行を繰り返すにつれて潜時が減少し、最初の熱風が与えられる前に脱出することを学習したが、F1では途中から潜時の減少がみられなくなり、熱風に対する無条件反応的な行動が増大した。このような野生からの世代数による学習能力の差を生じさせる原因について考察が行われた。}, pages = {59--64}, title = {スンクスの学習能力の検討(2)- 嫌悪事態からの脱出行動の習得に見られるドメスティケーションの影響 -}, volume = {34}, year = {1988} }