@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00008157, author = {松原, 輝男 and Matsubara, Teruo}, journal = {飯田市美術博物館研究紀要}, month = {Mar}, note = {近世大河原・鹿塩両村(現在長野県下伊那郡大鹿村)には下伊那郡一帯では最も豊富な森林資源が残されていた。江戸時代当初から約150年間サワラを原木とする槫木と呼ばれる材木を、年貢として幕府に納めた。しかし18世紀の中ごろまでにはサワラも尽きたので、1700年頃から年貢を納めるためにサワラ以外のモミやツガなど諸木材木を伐り出した。これらの材木伐出の数値データを示す古文書資料に基づき、原生林状態で大角寸の木材を出すことが出来た江戸時代初めから、サワラやその他諸木も用材としてめぼしい立木が尽きる幕末までの、大鹿村森林の変遷を物語る。特にこれまで良く知られていなかった江戸時代後期の私有林・村有林からの大規模な材木伐出事情を報告する。, キーワード・抄録は著者により付与された}, pages = {39--65}, title = {江戸時代における百姓内山と御槫木山の森林とその利用 ―信州伊那郡大河原村・鹿塩村古文書資料から得られる知見―}, volume = {18}, year = {2008} }