@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00008308, author = {後藤, 倬男 and GOTO, Takuo}, journal = {名古屋大学文学部研究論集. 哲学}, month = {Mar}, note = {本報告では、まず、一次光源で等長平行線分図形を呈示し、分割錯視配置のこの図形の両端線分以外の線分(分割線分)の数を変化させて、それが図形周囲の小光点の光覚閾値に及ぼす影響を調べた。つぎに、線分数を1,4,16本と一定方向に変化させ、それが図形から種々なる距離を以て呈示される小光点の変位量に及ぼす効果を見てみた。また、上記の3線分図形を一様に面図形とした長方形図形を用いて、横幅の変化が小光点の変位量に及ぼす影響についても検討してみた。結果は以下のごとくである。(1)分割線分数の増加に伴って、各測定位置での小光点の光覚閾値は、ほぼ一定の割合で増加していた。(2)線分数の増加に伴って、各測定位置での小光点の図形への変位量が増加しており、その増加の割合は、本実験の範囲内では、線分数の対数に比例する形になっていた。(3)長方形面図形の横幅の増加も(2)と同様な変位量の変化を示していたが、この場合には、小光点の図形への変位量の水準に差異が見られた。}, pages = {67--78}, title = {等長平行線分図形の場の力についての実験的研究―図形の配置条件の影響について―}, volume = {18}, year = {1971} }