@article{oai:nagoya.repo.nii.ac.jp:00009698, author = {山崎, 真理子 and 杉本, 貴紀 and 佐々木, 康寿 and 榊原, 勝己 and 山本, 勝洋 and 鴨下, 直史}, journal = {名古屋大学森林科学研究}, month = {Dec}, note = {地域産木材の利用推進とその強度上の信頼性の保証を目的として,現在市販されている愛知県産スギ,ヒノキの製材および比較対照としてベイマツ製材について実大曲げ試験による性能評価を行った。得られた知見は次の通りである。1.製材の曲げヤング率を機械等級区分法により評価すると,ヒノキはE90とE110がそれぞれ約40%を占め,スギはE70が約60%,E90が約40%を占めた。2.ヒノキとスギの曲げ破壊強度はそれらの曲げヤング率との閲に相関関係が見受けられ,ヒノキの曲げ破壊強度はスギ,ベイマツと比べて大きかった。3.ベイマツの曲げ破壊強度は,ヒノキやスギと比べてヤング率のわりに小さく,また個体間の差が大きかった。これに対して,スギは曲げヤング率は小さいものの,曲げ破壊強度はベイマツと同程度であった。4.製材の曲げ挙動における「ねばり」の性能に関して,たわみエネルギーおよびエネルギー吸収率を用いて検討した結果,スギは高い「ねばり」性能を有するのに対して,ベイマツは「ねばり」性能が低く,むしろ脆性的であることが示された。5.応力波伝播速度を用いたヤング率と曲げヤング率の間には高い相関関係が認められ,応力波を用いたヤング率の測定方法の有効性が示唆された。, 農林水産研究情報総合センターで作成したPDFファイルを使用している。}, pages = {7--16}, title = {愛知県産スギ・ヒノキ製材の曲げ強度特性}, volume = {25}, year = {2006} }