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「喉音三行弁」の観念の成立と日本音韻学の自立化過程に関する学説史的研究
http://hdl.handle.net/2237/13118
http://hdl.handle.net/2237/13118286f2aae-fad4-4625-a08f-2cb443aed875
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 研究報告書 / Research Paper(1) | |||||
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公開日 | 2010-04-15 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | 「喉音三行弁」の観念の成立と日本音韻学の自立化過程に関する学説史的研究 | |||||
言語 | ja | |||||
著者 |
釘貫, 亨
× 釘貫, 亨 |
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アクセス権 | ||||||
アクセス権 | open access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_abf2 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Kanazukai | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Ko^^--on, Sabgyo^^--ben | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | Phonetics | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 「呵刈葭」論争 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | グリムの法則 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 仮名遣い | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 古注釈 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 喉音三行弁 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 喉音用字考 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 国語史 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 日本古典学 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 民族主義 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 礪波今道 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 記号の恣意性 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 音声学 | |||||
抄録 | ||||||
内容記述 | 純粋書記規範に過ぎなかった仮名遣いを日本音声学の成立にまで至らしめた直接の契機は、仮名遣いの説明をいろは歌によってではなく五十音図を採用したことにあった。しかし、音図は、成立こそ古いものの世俗の知識世界に流布したものではなかった。音図は、もと密教の悉曇学のアルファベットである悉曇章に起源を発するもので日本語音の配当図では無論ありえない。これが平安時代後期、明覚によって「日本化」を遂げた後であっても悉曇学侶にとっては日本語の音図という意識はなかった。日本悉曇学は、鎌倉時代に日宋貿易を通じて『韻鏡』が輸入された際に、これをよく理解して後世に『韻鏡』注釈を伝えた。その過程で『韻鏡』注釈書に音図が付載されたものと見られる。室町時代頃までの『韻鏡』注釈はなお悉曇学内で行われたので、これに付録された音図の知識もまた悉曇学内にとどまった。これが世俗世界に流出するのは、公家が『韻鏡』を占いの道具に使ったことがきっかけである。『韻鏡』は、長らく漢字反切を説明したものと考えられていたことから、これを利用して人名や年号の吉凶を占ったのである。占いを介した『韻鏡』に対する世俗の関心はこの後も継続し、近世には在京世俗の儒者による『韻鏡』注釈書が盛んに出版され、これに付録された音図もまた世俗世界に流出するに至った。契沖によって音図を古代日本語音を過不足なく配列した「五十音図」としての地位を与えられて仮名遣いの説明原理として十分な威力を発揮したのである。かように、日本音声学(固有名は音韻学)の成立は、空海以来の悉曇学に鎌倉時代の『韻鏡』注釈が加わり、さらに院政期以来の仮名遣いが近世の学術の変革期に絶妙な形で合流して立ち上がったわが国の誇るべき学術の金字塔である。 | |||||
言語 | ja | |||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | ||||||
内容記述 | 科学研究費補助金 研究種目:基盤研究(C)(2) 課題番号:10610408 研究代表者:釘貫 亨 研究期間:1998-2001年度 | |||||
言語 | ja | |||||
内容記述タイプ | Other | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源 | http://purl.org/coar/resource_type/c_18ws | |||||
タイプ | research report | |||||
助成情報 | ||||||
識別子タイプ | Crossref Funder | |||||
助成機関識別子 | https://doi.org/10.13039/501100001691 | |||||
助成機関名 | 日本学術振興会 | |||||
言語 | ja | |||||
研究課題番号URI | https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-10610408 | |||||
研究課題番号 | 10610408 | |||||
研究課題名 | 「喉音三行弁」の観念の成立と日本音韻学の自立化過程に関する学説史的研究 | |||||
言語 | ja | |||||
書誌情報 |
発行日 2002-02 |
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フォーマット | ||||||
application/pdf | ||||||
著者版フラグ | ||||||
値 | publisher | |||||
シリーズ | ||||||
関連名称 | 科学研究費補助金報告書;基盤研究(C)(2);10610408 | |||||
URI | ||||||
識別子 | http://hdl.handle.net/2237/13118 | |||||
識別子タイプ | HDL |