WEKO3
アイテム
バンドマンのフリーター選択・維持プロセスにおける積極性と合理性 : 若者文化の内部構造に着目して
http://hdl.handle.net/2237/00028615
http://hdl.handle.net/2237/0002861547bad1e9-a0f2-4b7f-8346-ea6a6c1d2af8
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 学術雑誌論文 / Journal Article(1) | |||||
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公開日 | 2018-10-10 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | バンドマンのフリーター選択・維持プロセスにおける積極性と合理性 : 若者文化の内部構造に着目して | |||||
言語 | ja | |||||
その他のタイトル | ||||||
その他のタイトル | The Activeness and Rationality in the Process of “Freeter” Selection and Continuation by the Rock-musicians Chasing Dreams : Focusing on the Internal Structure of Youth Culture | |||||
言語 | en | |||||
著者 |
野村, 駿
× 野村, 駿 |
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アクセス権 | ||||||
アクセス権 | open access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_abf2 | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | バンドマン | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | フリーター選択・維持プロセス | |||||
キーワード | ||||||
主題Scheme | Other | |||||
主題 | 若者文化の内部構造 | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 本稿の目的は,「音楽で成功する」といった夢を掲げ,その実現に向けて活動するロック系バンドのミュージシャン(以下,バンドマン)を事例に,夢を追う若者がフリーターを積極的に選択・維持するプロセスとその背景を,若者文化の側面に着目して明らかにすることである. 若者の学校から職業への移行を扱ったこれまでの研究が,フリーターを積極的に選択・維持する若者の移行過程を看過してきたという問題意識から,バンドマンを対象とした聞き取り調査のデータを分析し,次の3つの知見を導出した.第1に,バンドマンはバンド活動を「やりたいこと」だと見なしながら,それと同時にバンドメンバー同士の相互作用の中でフリーターを選択していた.第2に,バンドマンはライブ出演に向けてメンバー間で場所と時間を共有する必要があることからフリーターを選択・維持していた.第3に,フリーターであることによって生起する金銭的困難が,バンドという活動形態の集団性とバンド単位で支払いを求める音楽業界の料金システムによって緩和されていた. 以上の知見を踏まえ,バンドという活動形態の集団性と音楽業界の料金システムが若者文化の内部構造として存在するために,それに適応しなければ夢が追えないバンドマンは合理的な進路としてフリーターを積極的に選択・維持していると結論付けた. | |||||
言語 | ja | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 東海社会学会 | |||||
言語 | ja | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプresource | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
タイプ | journal article | |||||
出版タイプ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||
ISSN(print) | ||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||
収録物識別子 | 1883-9452 | |||||
書誌情報 |
ja : 東海社会学会年報 巻 10, p. 122-132, 発行日 2018-07 |
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著者版フラグ | ||||||
値 | publisher |