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アイテム
インドネシアの地方分権と社会的環境管理能力形成をめぐる諸問題
http://hdl.handle.net/2237/6968
http://hdl.handle.net/2237/6968145e3173-cfa4-48ce-846c-fc2f2ea64935
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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idec_coe_2003_2.pdf (4.7 MB)
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Item type | 学術雑誌論文 / Journal Article(1) | |||||
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公開日 | 2006-09-29 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | インドネシアの地方分権と社会的環境管理能力形成をめぐる諸問題 | |||||
言語 | ja | |||||
その他のタイトル | ||||||
その他のタイトル | Issues on the Social Capacity Development for Environmental Management under the Decentralization of Indonesian | |||||
言語 | en | |||||
著者 |
木村, 宏恒
× 木村, 宏恒× Kimura, Hirotsune |
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アクセス権 | ||||||
アクセス権 | open access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_abf2 | |||||
権利 | ||||||
言語 | ja | |||||
権利情報 | 著作権帰属:広島大学国際環境協力プロジェクトセンター(HICEC) | |||||
権利 | ||||||
言語 | en | |||||
権利情報 | Copyright: Hiroshima International Center for Environmental Cooperation (HICEC) | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 本稿の目的は、インドネシアの民主化と地方分権の流れのなかで、インドネシアの「社会的環境管理能力形成」の現状と課題を探ることにある。インドネシアでは,2001年1月から多くの中央省庁の州および県・市における支局・分局は廃止され、かなり大規模な地方分権がスタートした。もっとも、地方分権のかなめである財政の移譲については、当分は省庁別の地方での予算が,使途や諸規則とセットで地方政府に配分する形であったため、地方自治の精神の下に地方が独自に決めていくその仕組みはなおできていない。地方経済開発局(BAPPEDA)は、各部門から代表を集めて総合政策をつくる機関として機能しておらず、執行管理をする権限ももたない。地方政府官房(書記局)は、分権前は内務省直属の中心的な地方政府の権力機関であったが、分権後は首長の権限が強くなり、地方議会の権限も強くなり、その権力を低下させている。環境政策権限は、地方分権後は県・市に移行した。地方政府は少ない予算で各方面に目配りをしなければならず、道路など経済開発優先の前に環境政策はマイナーと見られており、環境政策の進展は簡単ではない。また、インドネシアではNGOが弱く、華人が多い産業界と政府の制度的連携も薄い。政府、産業界、市民社会の連携による社会的環境管理体制構築は簡単ではない。地方分権後は、県・市をまたがる川の上流、下流域の総合監視も困難になった。インドネシアの現状では、長期にわたる「形成期」の持続と、「稼動期」前での停滞が予想される。一方、先駆的な地方政府運営をつくろうとする気概は各地に現れており、今後は、NGO-GO Synergy(政府と非政府組織の協働による相乗効果)の枠組みを進展させる先進例を掘り起こし、あるいは創造し、波及させていく努力が求められる。各地の地方政府は他の自治体を見ており、先進的な取組み例の波及は案外早いかも知れない。 | |||||
言語 | ja | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | Indonesia started large-scale decentralization from January 2001. But the local autonomy system is not yet built under the budget transfer system with strict rules by the central government departments. The decision-making system in local governments is still under confusion.Environmental policies were transferred to local government that prioritizes economic developement. Infrastructure building concerning environment has been very low level amang Less Developed Countries. Cooperation system to local government from NGO(or civil society) and business is very weak because of the history of suppression. Under the present situation, the possible situation will be the long timestagnation of transformation from the "System-making stage" to "System-workingstage" on environmental policies. The necessary thing for us to tackle is find out or create good models at certain local governments and their proliferation to other local governments. | |||||
言語 | en | |||||
出版者 | ||||||
出版者 | 広島大学大学院国際協力研究科(IDEC) 広島大学国際環境協力プロジェクト研究センター(HICEC) | |||||
言語 | ja | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||
資源タイプ | journal article | |||||
出版タイプ | ||||||
出版タイプ | VoR | |||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||
書誌情報 |
ja : 21世紀COEプログラム 社会的環境管理能力の形成と国際協力拠点 p. 1-19, 発行日 2003-11-21 |
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フォーマット | ||||||
値 | application/pdf | |||||
著者版フラグ | ||||||
値 | publisher | |||||
シリーズ | ||||||
関連名称 | 広島大学院国際協力研究科21世紀COEプログラム Discussion Paper Series;2003-2 | |||||
URI | ||||||
識別子 | http://hdl.handle.net/2237/6968 | |||||
識別子タイプ | HDL |