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アイテム
モノスの自・他用法と他動詞用法の拡大について
https://doi.org/10.18999/nagl.15.29
https://doi.org/10.18999/nagl.15.29342aa0b8-1c94-4cfb-ad58-9259e99fe224
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | itemtype_ver1(1) | |||||||
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公開日 | 2021-05-17 | |||||||
タイトル | ||||||||
タイトル | モノスの自・他用法と他動詞用法の拡大について | |||||||
言語 | ja | |||||||
著者 |
余, 飛洋
× 余, 飛洋
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アクセス権 | ||||||||
アクセス権 | open access | |||||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_abf2 | |||||||
内容記述 | ||||||||
内容記述 | 古代日本語のモノスは、実質動詞として自動詞用法と他動詞用法をともに備えていたが、中古から中世にかけては、移動動詞と存在動詞を中心に、自動詞の代用となるモノスが多用されている。他動詞としてのモノスは、他動性が弱い他動詞の代用となっている場合がほとんどである。近世に入ると、他動性が強い他動詞用法が現れ、他動詞としてのモノスの使用が優勢となりはじめる。近現代になると、90%以上のモノスが他動詞として使われるようになった。近世以降70%以上の用例は、動作の達成・到達の結果、目に見える/手に触れる結果物が伴う、他動性が強い他動詞としての用法に偏る。一方、このような、モノスの「達成する」「結果物がある」という特性は、中古の自動詞用法においても認められ、一貫性が見える。他動詞用法の拡大は、この特性が近世以降、明確化・具体化した結果と言える。 | |||||||
言語 | ja | |||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||
出版者 | ||||||||
言語 | ja | |||||||
出版者 | 名古屋言語研究会 | |||||||
言語 | ||||||||
言語 | jpn | |||||||
資源タイプ | ||||||||
資源タイプresource | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||
タイプ | departmental bulletin paper | |||||||
出版タイプ | ||||||||
出版タイプ | VoR | |||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||
ID登録 | ||||||||
ID登録 | 10.18999/nagl.15.29 | |||||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||||
収録物識別子 | ||||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||||
収録物識別子 | 1881-8072 | |||||||
書誌情報 |
en : Nagoya Linguistics ja : 名古屋言語研究 巻 15, p. 29-42, 発行日 2021-03-31 |