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上代日本語の動詞連接「トリ-」について : 複合動詞の存否を中心に
https://doi.org/10.18999/nagl.5.1
https://doi.org/10.18999/nagl.5.12ac26ebe-c23f-4656-9fb3-8700059bb795
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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nagl_5_1.pdf (548 KB)
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Item type | itemtype_ver1(1) | |||||||
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公開日 | 2022-01-27 | |||||||
タイトル | ||||||||
タイトル | 上代日本語の動詞連接「トリ-」について : 複合動詞の存否を中心に | |||||||
言語 | ja | |||||||
著者 |
阿部, 裕
× 阿部, 裕
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アクセス権 | ||||||||
アクセス権 | open access | |||||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_abf2 | |||||||
内容記述 | ||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||
内容記述 | 上代日本語に「複合動詞」が存在するのかについては、未だに定説を見ない。本稿では、上代日本語に多数出現する動詞連接「トリ-」について取り上げ、複合動詞の存否を中心に考察する。上代日本語の動詞「トル(取る)」が単独で使用される場合には、《常に目的語を伴う》《「手に」などのニ格を伴うことは少ない》という特徴を有する。また、「トル」は《自分の領域の外にあるものを(主として、手で掴むことによって)自分の領域の中に引き入れる》動作を表すと考えられる。これらの特徴を踏まえて上代日本語の動詞連接「トリ-」を調査したところ、目的語の存在しない「トリ-」、ニ格を顕著に伴いやすい「トリ-」、「トル」と「持つ」両方の特徴が保存されていない「トリ持つ」を確認することができた。この中には、前項「トリ」が接頭辞的である「トリ-」も存在する。このような、前項「トリ」が動詞「トル」の機能を有していない「トリ-」は、複合動詞であると考えられる。 | |||||||
言語 | ja | |||||||
出版者 | ||||||||
出版者 | 名古屋言語研究会 | |||||||
言語 | ja | |||||||
出版者 | ||||||||
出版者 | Nagoya Linguistic Society | |||||||
言語 | en | |||||||
言語 | ||||||||
言語 | jpn | |||||||
資源タイプ | ||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||
出版タイプ | ||||||||
出版タイプ | VoR | |||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||
ID登録 | ||||||||
ID登録 | 10.18999/nagl.5.1 | |||||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||||
収録物識別子 | ||||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||||
収録物識別子 | 1881-8072 | |||||||
書誌情報 |
en : Nagoya Linguistics ja : 名古屋言語研究 巻 5, p. 1-14, 発行日 2011-03-31 |