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「タヨリ」の漢字表記の史的変化
https://doi.org/10.18999/nagl.1.15
https://doi.org/10.18999/nagl.1.1532aa5832-bd9b-4a81-93b4-daabe7745319
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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nagl_1_15.pdf (475 KB)
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Item type | itemtype_ver1(1) | |||||||
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公開日 | 2021-01-31 | |||||||
タイトル | ||||||||
タイトル | 「タヨリ」の漢字表記の史的変化 | |||||||
言語 | ja | |||||||
著者 |
李, 芝賢
× 李, 芝賢
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アクセス権 | ||||||||
アクセス権 | open access | |||||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_abf2 | |||||||
内容記述 | ||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||
内容記述 | 現代日本語における「タヨリ」には「連絡,通信を伝えるもの」「助けやよすがとなるもの」というそれぞれの意味によって「便り」「頼り」という別表記が行われている。しかしこのような表記の分化が行われたのは近代期以降のことで,近代以前の「タヨリ」の漢字表記にはその意味に関係なくそのほとんどに「便り」という表記が用いられていた。そして近代期に入り「助けやよすがとなるもの」としての「タヨリ」の表記に「頼り」が用いられることが多くなったことで,現代日本語に見られるような「便/頼」による「タヨリ」の意味区分が行われたが,この意味区分には近代期に成立した新制度の一つである「郵便」が影響を与えたと思われる。「郵便」という語の普及は「便」という字に通信業のイメージを強く抱かせ,「便り」という表記から「助けやよすがとなるもの」の意を排除したのである。そのため「助けやよすがとなるもの」を表すには「頼り」という別表記が必要となり,意味による表記の分化が行われたのである。 | |||||||
言語 | ja | |||||||
出版者 | ||||||||
出版者 | 名古屋言語研究会 | |||||||
言語 | ja | |||||||
出版者 | ||||||||
出版者 | Nagoya Linguistic Society | |||||||
言語 | en | |||||||
言語 | ||||||||
言語 | jpn | |||||||
資源タイプ | ||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||
出版タイプ | ||||||||
出版タイプ | VoR | |||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 | |||||||
ID登録 | ||||||||
ID登録 | 10.18999/nagl.1.15 | |||||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||||
収録物識別子 | ||||||||
収録物識別子タイプ | PISSN | |||||||
収録物識別子 | 1881-8072 | |||||||
書誌情報 |
en : Nagoya Linguistics ja : 名古屋言語研究 巻 1, p. 15-28, 発行日 2007-03-31 |