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アイテム
ヒトデ卵ゼリ-中に存在する先体反応誘起物質群の研究
http://hdl.handle.net/2237/12511
http://hdl.handle.net/2237/12511ffd2d8be-dad8-4ce0-b862-019bcf1826db
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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ko1828_abstr.pdf (163.1 kB)
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ko1828.pdf (7.2 MB)
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Item type | 学位論文 / Thesis or Dissertation(1) | |||||
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公開日 | 2009-12-22 | |||||
タイトル | ||||||
タイトル | ヒトデ卵ゼリ-中に存在する先体反応誘起物質群の研究 | |||||
言語 | ja | |||||
著者 |
松井, 太衛
× 松井, 太衛× Matsui, Taei |
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アクセス権 | ||||||
アクセス権 | open access | |||||
アクセス権URI | http://purl.org/coar/access_right/c_abf2 | |||||
抄録 | ||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||
内容記述 | 先体を持つ精子が、卵外被と反応して起こす先体反応は、受精に不可欠の精子の形態的、生化学的変化の一つである。本研究では、ヒトデの先体反応の誘起条件及び、卵ゼリー中の先体反応誘起物群と精子との相互作用を調べ、反応の誘起機構を考察した。 ヒトデの先体反応は、正常海水中(10MmCa^2+,pH8)で卵ゼリー中のARIS(先体反応誘起物質)とCo-ARIS(ARISの補助因子)によって誘起される。ARISは見かけの分子量が10^7以上の硫酸基が活性発現に必須であった。先体反応は高Ca^2+(40mM以上)や高pH条件(pH9-10)ではARISのみでも誘起され、また高Ca^2\pm高pH同時条件やA23187によっても誘起できた。 正常海水中、ARIS単独では先体反応は誘起されないが、ARISで前処理した精子に卵ゼリーを添加しても、もはや先体反応は誘起されなかった。Co-ARISを含む卵ゼリー由来の低分子画分(M_8画分)によっても同様の前処理が認められた。精製されたCo-ARISには、この様な効果はなく、プロナーゼ感受性であることから、M_8画分中の低分子ペプチド成分に起因することが示された。ARISや低分子ペプチド成分による前処分効果は不可逆的であり、精子と混合後に上清に残る各活性が低下していたことから、これらの成分が精子に吸着する可能性が示唆された。先体反応はCa^2\pmチャンネル阻害剤によって阻害されるが、前処理した精子では。卵ゼリ-によるCa^2+の取りこみを示さなかった。しかし、この様な精子もA23187によって先体反応を起こすことから、前処理によって精子のCa^2\pm取りこみ機構(おそらくはCa^2\pmチャンネル)が不活性化されることが示唆された。 一方、先体反応時に精子の細胞内pH(pHi)の上昇が起こり、これはM_8画分中の低分子ペプチド成分に依存していた。この成分は弱酸性条件(pH6.5)で精子の呼吸を上昇させたことより、精子活性化ペプチドの一種であることが示された。また、高Ca^2+条件下でARISを用いると、pHi上昇を伴わずに先体反応が誘起されることから、pHi上昇は先体反応に必須ではないことが明らかになった。しかし、pHi上昇を促すモネンシンによってA23187による先体反応が促進されること、M_8画分が同様の効果を示すことから、pHi上昇を伴う条件下では、より先体反応が起こりやすいと考えられた。 以上の結果から、卵ゼリーに接した精子は、ARIS、Co-ARISと未同定のペプチド成分の三者による作用を同時に受け、速やかに先体反応を起こすものと結論される。ARISとCo-ARISによってCa^2\pmチャンネル活性化機構はやがて不活性状態に不可逆的に移行し、卵ゼリーを添加されても、精子はもはや先体反応を起こせなくなると考えられる。また、ペプチドによって精子のpHiが上昇し、先体反応が促進されるものと考えられる。 | |||||
言語 | ja | |||||
内容記述 | ||||||
内容記述タイプ | Other | |||||
内容記述 | 名古屋大学博士学位論文 学位の種類 : 理学博士(課程) 学位授与年月日 : 昭和61年3月25日 | |||||
言語 | ja | |||||
言語 | ||||||
言語 | jpn | |||||
資源タイプ | ||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_db06 | |||||
資源タイプ | doctoral thesis | |||||
書誌情報 |
発行日 1986-03-25 |
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学位名 | ||||||
言語 | ja | |||||
学位名 | 理学博士 | |||||
学位授与機関 | ||||||
学位授与機関識別子Scheme | kakenhi | |||||
学位授与機関識別子 | 13901 | |||||
言語 | ja | |||||
学位授与機関名 | 名古屋大学 | |||||
言語 | en | |||||
学位授与機関名 | Nagoya University | |||||
学位授与年度 | ||||||
値 | 1985 | |||||
学位授与年月日 | ||||||
学位授与年月日 | 1986-03-25 | |||||
学位授与番号 | ||||||
学位授与番号 | 甲第1828号 | |||||
フォーマット | ||||||
値 | application/pdf | |||||
フォーマット | ||||||
値 | application/pdf | |||||
著者版フラグ | ||||||
値 | publisher | |||||
URI | ||||||
識別子 | http://hdl.handle.net/2237/12511 | |||||
識別子タイプ | HDL |